関節炎を起こす疾患

関節炎・関節痛を起こす疾患

●変形性関節症(加齢に伴う軟骨減少、骨変形)

●結晶誘発関節炎(痛風、偽性痛風など)

●関節周囲の炎症(腱鞘炎、肩関節周囲炎)

●ウイルス感染(B、C型肝炎、りんご病、風疹、インフルエンザ、など)

●がん(悪性腫瘍随伴症候群)

●膠原病(関節リウマチ、シェグレン症候群、全身性エリテマトーデス、強皮症、など)

●強直性脊椎炎などの脊椎関節炎(掌蹠膿疱症、乾癬、炎症性腸疾患、ぶどう膜炎に伴う)

変形性(指)関節症

関節軟骨が減少し、関節周囲のが突出し変形する病気です。

遺伝、ホルモン減少、繰り返す関節に対するストレスにより発症します。

変形には長期を要しますが一時的に痛みが強くなることがあります。

リウマチでは強い関節炎による腫れがあり、比較的ソフトですが、変形性関節症は炎症はあるのですが

軽度で変形が強く、触ると”ハード”な印象です。 小指、親指に始まり、人差し指、中指に続き最後に薬指に

起こります。痛みは一時的なことが多く、動きが悪くなると痛みが軽減します。

結晶性関節炎

結晶で誘発誘発される関節炎で痛風と偽性痛風があります。

痛風は尿酸が関節内に沈着して炎症が誘発される病気です。急激に下肢の関節に発症するため、経過を聞くと

見当がつきます。後日、尿酸を測定して高値であれば尿酸を下げる薬を飲んでもらいます。

偽性痛風はピロリン酸カルシウムの結晶が関節軟骨に沈着し誘発される関節炎です。

1つの関節で炎症が起こる場合と複数の関越で炎症が起こることもありますので、複数の関節炎の場合、リウマチとの

鑑別は必要です。ピロリン酸カルシウムがなぜ貯まるか、は不明ですが遺伝性が考えられています。

治療は対症療法です。鎮痛剤やステロイドの関節注射、複数の関節炎の場合、ステロイドの少量投与が行われます。